リトリートに参加して

14日から16日、高野山で行われたリトリートに参加しました。
6月15日は弘法大師の生誕の日ということで、運良く、生誕を祝う青葉祭りを見ることができ
ました。久しく忘れていたお祭りのにぎやかさを楽しむことができました。
ひと月程前、ふと付けたテレビで空海のことをやっていて興味深く見ました。今回はそんな
偶然があって、空海という人について少し知識を得て参加することができました。
リトリート中は、各人が自分の好きな場所で自由に瞑想します。
高野山という場所が形成している独自の波動は、参加者の多くの人にいつもとは違う瞑想
体験を与えてくれたようです。聖地といわれる高野山は、自分を自分の中へ深く引き込んで
くれるようです。
先生に教えていただいた特に波動の強い場所、奥の院、大搭、金堂での瞑想は多くの人が
普段家でする瞑想とは違う瞑想状態を体験したようです。
私にとっても、高野山は色々なものを与えてもらえる場所のようです。特に奥の院の地下の
即身成仏されている弘法大師と相対して向き合える場所は、そのようです。
瞑想体験に限らず、先生の講話、行法、懇談会、参加者との交流などリトリートでの体験は、
みな自分の内側、自分の外側へつなげていかなければならないものばかりでした。
本来の自分へ向かう道の途中で、今の自分の有り様、今の自分の言動を見詰めることが
できた有意義な3日間でした。