古くからの友人から、しばらく瞑想に行かれないと電話がありました。
ご主人にがんが見つかって入院や手術や色々で、ということでした。
ご主人の様態を話した後に、瞑想していてよかったと言っていました。
友人が瞑想を始めたのは、人間関係の苦しみからだとずっと思っていました。
あの頃友人は親しい人と色々ありましたから。
でも先日の電話で友人が言うには、直接的にはそうではなくて、感情が強い自分を
何とかしたかったと言っていました。感情的になる自分が人間関係を
悪化していたようでした。
友人は私が瞑想をしていることは昔から知っていました。
友人は私に、瞑想すれば感情的になるのは治るかと聞いたことがあるみたいで、
私が治ると言ったと言っていました。
私はそんな会話があったことは全く覚えていませんが、友人はそう言っていました。
今回のご主人のことで、自分で自分の冷静さに驚いたと言っていました。
自分で自分の変化に気付くほどに大きな変化が友人の中に起きていたようです。
不安、悲しみのマイナス感情と一体にならず、来たものを受け入れる、
なかなか難しいことだと思います。