名前

ここのところ、相撲界が荒立っています。
先日そのことについてのニュースを見ていましたら、映っている力士の後ろの壁に
貼ってある番付表のようなものがちらっと映って、安美という文字が見えました。
?… と思って目を凝らして見ていると、下にもう一文字あって、安美錦と書いて
ありました。
まあなんてことか、自分の名前に錦が付いた力士がいました。
私は相撲に興味がありませんので、力士の名前は分かりません。知っているのは
白鵬と御嶽山のある木曽出身の長野県の力士の御嶽海くらいです。
そんなわけで、安美錦という力士さんがどんな力士さんか知りませんが、なんだか
おもしろいです。
私の名前は母の母からもらいました。祖母は明治の人なのでひらがなの二文字 やす
その時代の女性の一般的な名前の様子。ひらがなの やす を漢字に、そしてもう一文字
美 を付け足して昭和ふうの三文字にして付けられそうです。
そのようにして、祖母の名前を私に付けてくれたのは、祖母の家の菩提寺の住職さん
とのこと。祖母の死の間もなくに私が産まれたことから祖母の名前が私にきたようです。
祖母のように優しく温かい人になるようにという願いがあったようです。が、なかなか
そうはなれません。
御嶽海という名前もそのように、名前にはそれぞれ付けられるにあたって、願いがあり、
意味があり、ストーリーがあるようです。安美錦という名前には、どんな想いが
込められているのでしょうか。