自分を観る

今日はクリスマス。宗教に関係なく定着して、もう欠かせないものになりました。
この間はハロウィンで渋谷は大変だったようで、ニュースで見ました。
昔は松本地方にはなかった、節分の日に恵方巻きという海苔巻きをその年の吉の方向を向いて
丸かじりする、という行事が今は当たり前に行われるようになりました。元々は関西の方で
行われていた習わしのようですが、詳しくは知りません。
2月には、まだバレンタインもあります。
商法に乗せられてということもあって、いろんなことが取り入れられ、広まって定着していきます。
このような状況を金井先生は著者で「~そのためにどうしても意識は自分の内側へとは
向かわずに、反対の外側の世界へと向かうことになります。だからこそ、その需要に応えて
世間では、映画やスポーツといった娯楽をはじめとする様々なイベントが次から次へと
催されることになり、人々が自分へと視線を向けずに済むようにしてくれているのです。しかし、
ここにこそ大きな問題があります。~」と書いています。
さて自分はどうなのか。どれくらい自分へと視線を向けること、自分を観ることができたのか。
今年も残り一週間、今年一年の自分に視線を当ててみたいと思います。