始まり

本来の自己に出会うための瞑想は、本来の自己でない自分=自我、今自分だと思っている
自分を捨てていくことです。簡単に言えば、自分が自分を捨てていくことですからややこしい
ことです。
今の自分は自我です。瞑想は、今の自分の関係で成り立っている自我の部分を捨てていく
作業になります。この作業は、自我としての今の自分からは自分を捨てることと思え、自分が
無くなってしまうと誤解します。そして自我は、自分を捨てさせないために恐怖を出してきます。
この恐怖の対処も厄介です。
また、求める本来の自己は、今の自分が自我として活動しているその自分の裏側に居ますので、
見えにくく探しにくい存在です。
いろいろな困難を繰り返し乗り越えながら、今年も毎日こつこつと自我を捨てて行くとします。