瞑想を始めてからは、生活がとてもシンプルになりました。
とは言っても、年の瀬の片付けをしてみると要らないものはあるものです。
時間の経過や自分の変化により、大切だと思っていたものがどうでもいいものになっています。
瞑想を始めてからは、自分にとって本当に必要なもの、そうでないものの区別がはっきり
してきました。そして本当に必要とするものの中で暮らす、という生活スタイルになりました。
そうやって出来た生活空間は快適で落ち着きます。そして何より掃除が楽です。
必要なものだけあれば、それ以上のものは無くても、それに不便さを感じないし、さみしい
とも殺風景とも思わないし、気持ちに不足は生じません。
このようなシンプルさへの傾向は、私ばかりではなく多くの瞑想者が経験しているようです。
瞑想により心が満たされていけば、何か他のもので自分を満たす必要がなくなるのでしょうか。
それとも、そういうものでは決して満たされないことを知ったことへの変化でしょうか。それとも、
その両方でしょうか。
今年もあと2日で終わりです。自分の精神世界の歩みを振り返り今年を締めくくりたいと思います。