心の動き

庭のチューリップが芽を出しました。
我が家の庭ではどの花よりも一番先に芽を出す
チューリップは、春の訪れを感じさせてくれます。
今年も忘れずに出て来てくれたことが嬉しく、
花を見るのが楽しみです。
冬至から米一粒ずつ長くなると言われている日照時間が、ずいぶん長くなりました。寒さは
変わらず続いていても、昼の時間が長くなったことで、どこか気持ちに余裕が生まれます。
冬の力なかった日差しも、明るく強くなりました。
今日で二月は終わり、明日から三月です。二月から三月への月の変化は、自分の気持ちの
変化でもあるようです。
私にとって、三月という言葉は冬の寒さを頑張る合言葉のようなものです。
もう少しで三月だからとか、三月になれば暖かくなるからと思いながら冬が終わるのを待ちます。
ですから、三月は春という感覚です。とはいっても、三月に入っても雪が降ることはありますし、
二月の寒さどころか一月の寒さに戻ることはいくらでもありますから、実質的には季節はまだ
まだ冬です。それでも、暦が示す三月は心を春にしてくれます。寒さで動けなかった自分を
動き出させてくれます。
今日の暖かさは、1日早く私を三月に送り込んでくれました。